2022.09.24
【注文住宅】住宅性能を体験してみたい!仕様・工法・性能の違いを知るには?
一生に1度の買い物となる、マイホーム。建売(たてうり)住宅や分譲マンションなどは、完成した住まいの情報が出揃っており、実際に見学も出来ますが、注文住宅となると話はベツモノ。計画している注文住宅は、安全なのか……。理想としている住まいで、安心して長く暮らせるのか……。注文住宅検討中のタイミングで、知りたいものですよね。
こちらの記事では、注文住宅にまつわる基本的な仕様・工法・性能について解説。あわせて、住宅性能の違いを知るための方法やポイントも、詳しくご紹介致します!
目次
1.注文住宅に欠かせない地震対策
震度1以上の地震が年平均1000~2000回も発生している、地震大国日本。一戸建てにおける地震対策構造と耐震レベル、それぞれの違いについて改めて知っておきましょう!
1-1.地震対策構造は、主に3種類
■耐震(たいしん)
注文住宅をはじめ、一戸建てに多く採用されている耐震。耐力壁(たいりょくへき)と称される壁を建物のあちこちに作り、揺れそのものに耐える力強い構造をしています。
大きな地震に度々見舞われた日本では、昔から筋交い(すじかい)を用いた耐力壁を建設時に組み込むのがスタンダード。筋交いとは、揺れに対して建物を強固にするための部材です。筋交いに使用する木材は、建築基準法で厳密にサイズが定められています。主な筋交いは、ナナメに筋交いを通す「片筋交い」と、×印状に筋交いを通す「たすきがけ」の2種類。いずれも三角形を重ねたような骨組みとなり、前後左右それぞれからの力に強くなります。
その他、枠組壁工法(わくぐみかべこうほう)とも言われる、アメリカ生まれの耐力壁を用いたケースも! 枠組みと合板(ごうばん)を組み合わせており、2×4(ツーバイフォー)工法とも呼ばれます。2×4とは枠組みに用いられる柱の太さ、2インチ(約4cm)×4インチ(約9cm)を示しています。枠組壁工法で使用される柱は主に6種類あり、柱の規格によって、2×6(ツーバイシックス)工法・2×8(ツーバイエイト)工法と、名称が変わるのも特徴です。
■制震(せいしん)
高層階ほど揺れのひどくなる、集合住宅や商業ビルで採用されているのが、制振です。揺れを軽くする装置(振動軽減装置)を建物内に組み込み、揺れを受けても吸収する構造となります。
振動軽減装置には制振ダンパーと称される、ゴムタイプ・金属タイプなどの筋交いに似た部材が、壁の中や柱の周りに用いられるケースがほとんど。なお、ハウスメーカーによっては、先述した耐震と制振を組み合わせた方式を採用している場合もあります!
■免震(めんしん)
高層マンションのほか、道路や鉄道などの橋脚(きょうきゃく)・高架(こうか)部分にも採用される、免震。地面と建物の間に揺れを緩和させる装置を挟むことで、建物に揺れを伝えにくくする構造が特徴です。
3種の地震対策の中で最も地震の影響を受けにくいのは、こちらの免振だと言えます。しかし、コストが制震の7~10倍と非常に高く、言うなれば地面から建物が浮いている状態のため、台風などの強風で揺れる可能性も!
1-2.地震への耐久力を示す、耐震等級
住まいの耐震レベルは、耐震等級(たいしんとうきゅう)と呼ばれる3つのレベルで表されます。1995年に起きた阪神・淡路大震災の被害を踏まえ、地震への備えを具体的に示した、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)にて定められたものです。
2000年基準といった別名を持ち、2000年6月以降に建てられた住宅は、全てこちらの耐震等級に沿って設計されています。2016年に発生した熊本地震の被害調査報告によると、2000年基準の木造住宅は、被害ナシ60%超、軽微~中程度の損傷が見られたのは30%少々、大破・倒壊・崩壊は6%程との結果も! (※最も揺れた益城(ましき)町での調査結果)
■等級1
震度6強~震度7クラスの地震でも即倒壊はせず、建物内から屋外へ避難する時間確保を見込める、人命を守るための最低限の基準です。多くの場合、地震後に建物の修繕が必要になります。
■等級2
等級1の1.25倍の耐震力を有します。震度6強~震度7クラスでも倒壊の可能性が少なく、一部の修繕を行えば、地震後も引き続き住み続けることが期待可能なレベルです。学校や病院など避難場所となる施設は、耐震等級2以上を義務づけられています。なお耐震等級2以上は、地震保険の割引制度利用や、住宅ローン(フラット35)の金利が優遇されるといったメリットも持ちます。
■等級3
等級1の1.5倍の耐震力を誇ります。震度7クラスの地震が起こったとしても、損傷の可能性が低く、地震後も引き続き住み続けることが期待出来ます。警察署や消防署といった、防災拠点で採用される耐震レベルです。
■耐震等級を上げるには
耐震等級を上げるには、耐力壁を増やしてバランス良く配置したり、そもそもの基礎部分・建物の高さから地震に強い構造にする必要があります。しかしこれにより、注文住宅の建築費用が増えるのはもちろん、間取りやデザインに制約が生まれるケースも!
2.暮らしやすさを左右する断熱工法
夏の暑さはもちろん、冬の寒さにも影響を受けにくい注文住宅を目指すならば、断熱工法の種類と断熱性能について、それぞれの特性を把握しておきましょう!
2-1.一戸建てに採用される断熱工法は、主に2種類
■内断熱(うちだんねつ)
充填(じゅうてん)断熱とも呼ばれ、壁や柱の内側・間に断熱材を敷き詰める工法です。グラスウールやロックウールといった、繊維系(せんいけい)の断熱材が用いられ、施工がしやすく、比較的コストも抑えめなのが特徴と言えます。
しかし施工上、柱で断熱材が途切れてしまうため そこから熱の行き来が発生してしまい断熱効果が落ちる可能性も! また、繊維系の断熱材は水気を通す性質(透湿性)があり、防湿加工を行っていても、知らず知らずのうちに結露やカビが発生するケースも少なくありません。カビはアレルギーの原因となり、結露は構造部分の腐食を招く結果に……。
■外断熱(そとだんねつ)
外張り(そとばり)断熱とも言われる、断熱材を建物の外側からぐるりと覆う工法です。硬質ウレタンフォームやポリスチレンフォームといった、プラスチック系の硬い板状の素材が用いられます。
柱の外側から断熱材を施工するため、高い断熱効果を見込めるのが大きな魅力の外断熱。寒さの厳しい北海道では、外断熱工法での建物の建設・リフォームが推奨されるほどです。しかし、内断熱と比較するとややコスト高な面も……。
2-1.暑さ・寒さに強い住宅の判断基準は?
室内での熱中症や、冬場の部屋間の温度差によるヒートショックも少なくない昨今。ハウスメーカーごとに掲げる断熱性能に、ギャップが無いか知るためにも、断熱基準を知っておきましょう。
断熱性能は、Ua値(ユーエーち)と称される、住まいから逃げ出す熱の平均値で表すことが出来ます。Ua値0.46以下が、高断熱の家だと言えるでしょう。加えて、太陽熱を防ぐ遮熱(しゃねつ)効果も要チェック!
日傘や、ゴルフ場で使う傘を思い出してみて下さい。ギラギラ光る、シルバー加工が施されていませんか? 傘に銀加工を行う理由は、直射日光・紫外線はもちろん、太陽熱を遮るため。太陽から伝わる熱は輻射熱(ふくしゃねつ)と呼ばれており、「金属や鏡に当たると反射する」といった性質を持っています。つまり、金属素材が含まれた断熱材を用いるだけで、外壁から室内に入り込む輻射熱を ほぼシャットアウト可能に!
3.イマドキの住まいに欠かせない気密性能
住宅における気密(きみつ)とは、家全体のスキマのこと。スキマの無い注文住宅は、息が詰まるイメージを抱きそうですが、現代の家では気密性が重要視されているんです!
3-1.昭和後期には重視されていた気密性
湿度の高い日本で家を長持ちさせるには、カビの発生やシロアリの繁殖をどれだけ防ぐかがキーポイントとされてきました。昔ながらの住まいはあえてスキマを作り、木材を風・空気にさらして乾燥状態を保ち、家の寿命を伸ばしていたんです。
しかし、エアコンを代表とした冷暖房家電が一般家庭に普及すると、スキマの多い昔ながらの住まいは、暮らしにくさが目立つようになってきました。スキマの多い家は、冷やされた空気・温められた空気が室内から逃げ、外の熱気・冷気が屋外から侵入するため、快適さも冷暖房効率もダウンする結果に……。
心地よい暮らしのためにも・省エネのためにも、スキマの少ない「住宅の気密化(きみつか)」が、1980年(昭和55年)より推進されてきた……といった背景があるんですね♪
3-2.気密性の高さはどう表される?
住まいのスキマは、C値(シーち)と呼ばれる相当隙間面積(そうとうすきまめんせき)で表されます。C値1.0以下が、高気密住宅と呼べるでしょう。C値が低いほど、先述した断熱効果を高めます。
また注文住宅の建設において、全棟気密測定を行っているハウスメーカーを選ぶと、より安心です。Ua値で表される断熱性能とは異なり、C値は計算では はじき出せません。実際に建築した注文住宅にスキマは無いか、気密施工をムラ無く行っているか、気密測定により判断出来ます。
4.気密性UPにより導入された24時間換気システム
前項でご案内した気密性の向上により、現在の建物では24時間換気システムの設置が義務づけられています。ルールづけに至るまでの経緯と、24時間換気システムの3種の仕様について解説致します!
4-1.24時間換気システム導入の経緯
昭和の後半から進められてきた高気密住宅は、室内の快適な空気を逃がさない・屋外の不快な空気の侵入を防ぐという、絶大な効果をもたらします! しかし それと同時に、屋内の空気循環が滞り、新築一戸建てや新規分譲マンションでのシックハウス症候群が社会問題化……。
シックハウス症候群とは、住まいの環境が原因で起こる体調不良・健康被害のこと。建築材や内装材に含まれる化学物質が揮発し発症、あるいはカビ・ダニが要因となり症状悪化を引き起こします。代表的な症状として、目のかゆみやチカチカ、くしゃみや咳といった気管支系、頭痛や目まい・倦怠感といったものが挙げられます。
増加するシックハウス症候群の対策として、2003年に国が打ち出したのは、住宅への24時間換気システムの設置を義務づけすることでした。気密性の高さと24時間換気システムの相性は大変良く、家のスキマが少ないことでスムーズかつ効率的な換気が可能に!
4-2.三種類の換気システム
24時間換気システムには、「室内の空気の半分以上を1時間で入れ替えさせること」というルールが定められています。お風呂場やキッチンの換気扇とは異なり、住まいの各所に換気口を設けている・機械を用いて効率的に給気や排気を行う……といった点も特徴です。給気・排気の方法により、3つの仕様に分かれます。
■第一種換気
給気も排気も、換気扇などの機械を用いて行います。給気・排気の際に、温度と湿度のコントロールを行う機器(熱交換器)もセットで設置されるケースがほとんど。外の気温に影響されることなく、強制的に室内の空気を入れ替えます。なお換気のパワーが強い分、給気口・排気口にセットしたフィルターが目詰まりしやすいのが難点。定期的な、掃除やフィルター交換が必要です。
■第二種換気
空気を取り込む時だけ、換気扇などの機械を使用します。クリーンルームや病院の手術室にも採用されている換気方法です。給気の際、夏はジメジメした暑い空気を、冬はカラカラの冷たい空気が室内に入り込むため、冷暖房効率ダウンが心配されます。
■第三種換気
空気を排出する時だけ、換気扇などの機械を使用します。比較的、コストをかけずに設置出来るのが魅力的な、換気方法です。しかし第二種換気と同じく給気の際、屋外の気温に影響されやすい仕様のため、冷暖房効率の低下が懸念されます。
5.注目を集める太陽光発電
新築の注文住宅の屋根に、ソーラーパネルが設置されている風景が馴染み深くなって来ました。太陽光発電がこんなにも推されている理由と、一戸建てに取りつけるソーラーパネルにどのようなメリットがあるのか、詳しくご紹介致します。
5-1.なぜ今、太陽光発電?
結論から申し上げると、国が再生可能エネルギーによる、発電量増加を目指しているためです。日本のエネルギー自給率は、12%ほど。東日本大震災により原子力発電の是非が問われて久しいこの頃、化石燃料を輸入して成り立つ火力発電に頼り切りな状況です。火力発電は限りある資源を使って電気を生み、同時に地球温暖化を進める温室効果ガスも発生させます。
それに対し再生可能エネルギーは、太陽に風や水・地熱を利用した、資源枯渇の心配がなく・温室効果ガスの排出が少ない、エコでクリーンな発電方法です。再生可能エネルギーの内、風力発電と水力発電は いずれも広大な土地が、地熱発電は適した土地が必要不可欠。しかし太陽光発電は、住居の屋根に・公共施設の屋上に、ソーラーパネルを設置する比較的簡単な発電方法です。
太陽光発電で作った電気をご自宅で使う・貯めるのはもちろん、作った電気を電力会社へ売る仕組みを、国が整える……。これにより、エネルギー自給率の向上と温室効果ガスの削減、一石二鳥の結果を出しているんですね♪
5-2.太陽光発電で得られるメリット
一番大きいメリットは、やはり電気代の削減。ご家庭の電気使用量にもよりますが、月々数千円~1万以上の電気代削減が見込めます。また、お住まいの地域によっては、新築の注文住宅に太陽光パネルを設置するにあたり、自治体からの補助金が貰えるケースも!
そして災害の備えとしても、活躍してくれます。 記憶に新しい、2019年に千葉を襲った台風18号は、千葉県内で最大64万戸の停電を引き起こしました。そんな中 自宅の太陽光発電により、残暑厳しい9月を乗り切った家庭もあります。
設置費用などのランニングコストは元より、太陽光発電自体の性能・保証なども踏まえた上で、設置を検討しましょう!
6.見逃せない! 生活の質を上げる住宅仕様・住宅設備
耐震性に、断熱・気密・換気システム、太陽光発電……。注文住宅で重視したい項目ばかりですが、暮らしを高めるには細かな仕様・設備までこだわりたいもの。オススメの仕様・設備についてご案内します。
6-1.優しくてあたたかい無垢材
天然の樹木から切り出した木材を用いた、無垢材。「自然素材はあたたかい」と よく耳にしますが、手触りや質感だけの話ではなく、実際にあたたかいと証明されています。
フローリングに使用されるケースが多い、合板。薄くスライスした板を接着剤で重ね合わせて作られており、熱伝導率は0.17W/m·K(ワット毎メートル毎ケルビン)です。いっぽう、杉の木の無垢材の場合、熱伝導率は0.08W/m·K(ワット毎メートル毎ケルビン)と言われています。同じ木材系の素材でも、無垢材は裸足で触れてもヒヤリとしにくく、ほんのりとした温かみを帯びるのが特徴です。
さらに、無垢材にはフィトンチッドと呼ばれる成分が含まれており、消臭・除菌効果に加えリラックス効果も! 床材のほか壁にも用いると、睡眠の質の向上や学習成績(作業効率)のUPも期待出来ます。お部屋全てに無垢材の使用が難しくとも、家族の集まるリビングやダイニングで効果的に使用すると、誰もが寛げる空間となるでしょう。
加えて無垢材は、傷・汚れからの修復も望めます。凹みや調味料のこぼれなどは、水を含ませたタオルを被せ上からアイロンをかけるだけで、元通りになるケースも!
6-2.健やかな暮らしを叶える内装仕上げ
心地よい室内環境には、温度と同じくらい湿度が重要です。ジメジメとしたお部屋は、カビやダニの温床に。乾燥したお部屋はウィルスの蔓延に加え、髪のパサつきや静電気・肌のカサつきや痒みを引き起こします。各部屋に除湿器・加湿器を置くよりも、より簡単に湿度コントロールをしたいならば、珪藻土素材を用いた塗り壁がオススメです。
浴室マットにも採用される珪藻土は、湿度を調整する効果大。珪藻土の含まれた塗り壁を使用するだけで、ジメジメした環境では湿気を吸い、カラカラの環境では水気を放出することが期待出来ます。季節を問わず、過ごしやすいお部屋に◎
またハウスメーカーによっては、花粉やPM2.5といったアレルゲン・ペットやタバコのにおいを、キャッチし分解する独自の加工を室内に施工してくれるケースも! 新築独特のニオイが苦手……。タバコはもちろん芳香剤のニオイも気になる……。花粉症やアレルギー性鼻炎を持つ家族がいる……。1つでも当てはまるならば、独自加工の技術を持つハウスメーカーに依頼をすると◎ 新居に入居する前も入居してからも、クリーンな環境で過ごせることでしょう♪
6-3.生活に欠かせないからこそ導入したい設備
蛇口をひねれば、いつでも新鮮で安全な水が出る国、日本。……とは言っても、塩素の影響が少ない水を利用したい場面が多いのも事実。飲み水はもちろん、アトピー性皮膚炎の方や赤ちゃんにとって水道水そのままの入浴は、肌の乾燥・かゆみの原因となります。また、熱帯魚をはじめとしたお家アクアリウムを楽しみたい方にとっても、水槽に蛇口からの水を直接入れるのは ためらわれます。
生活に欠かせない水を、安心して利用したいならば、浄水器の導入を推奨します! 浄水器と聞くと、蛇口に直接取り付けるタイプが一般的ですが、それだと一部の水しか塩素除去を望めません……。家中どこでも新鮮・安全・きれいな水をご所望ならば、元付浄水器(セントラル浄水器)が断然オススメです。口は元よりお肌に触れる場面も多い、キッチン・洗面所・浴室、ひいてはトイレや洗濯・ガーデニングに至るまで、家全体で塩素刺激のない水を供給可能に!
7.住宅性能を体験するには?
百聞は一見に如かず。ハウスメーカー選びの材料として、理想の家づくりの参考として、住宅性能・住宅仕様を体験しておいて損はありません。性能を体験出来る方法を2つ、ご紹介します。
7-1.宿泊体験を活用しよう
ハウスメーカーが、宿泊用のモデルハウスを展開しているケースも少なくありません。一晩 過ごすことで、暑さや寒さ・音の伝わり……。キッチン・浴室といった、住宅設備の良し悪し……。間取りによる動線の良さ、壁や床の素材感……。こういった、様々な仕様・工法・性能を、実感出来るでしょう!
7-2.体験型ショールームへ行ってみよう
注文住宅での家づくりにおけるショールームと言えば、キッチン・浴室などの住宅設備のショールームが思い浮かびます。しかしハウスメーカーによっては、見て・聞いて体験出来るショールームを開設している場合も!
耐震性能をはじめ、断熱工法・気密工法、気密性と関わる換気システムや、太陽光発電の仕組み。はたまた床材や壁材の仕様、オーダーメイドのキッチンや洗面台、内装にマッチするインテリアなど……。
宿泊体験だと、お泊りセットの用意やスケジュールの調整で慌ただしくなりがちですが、体験型ショールームなら、モデルハウス見学と同じ手軽さでお出かけ可能です。お子さんはもちろん、大人だって楽しみながら、家づくりの知識を深めることが叶うでしょう♪
基本的な住宅の仕様・工法・性能、違いや特長について解説致しました。大手のハウスメーカーに、地域に根差した工務店、一級建築士による建築設計事務所など……。注文住宅を依頼出来る建築会社は数多く、それぞれの強みやメリットを比較検討をするだけでも、骨が折れる作業だと思います。こちらの記事が、注文住宅による家づくりに、少しでもお役に立てば嬉しい限りです!
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津田 洋平(一級建築士)
悠悠ホーム株式会社 建築プランナー
家は、お客様にとっては人生最大のお買い物。
建築プランナーの仕事はそんなマイホームに託すお客様の「夢」を図面化すること。
打合せの際には、建築士としてのプロの目と、住む人の目線に立って考えることを大切にしています。
満足いただけるよう一軒一軒が真剣勝負だと思って、ご提案とご説明を尽くすことを心掛けています。
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