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2023.01.17

【間取り解説】おしゃれなリビングの作り方【注文住宅のプロ監修】

おいびしゃれなリビング解説コラムのサムネイル画像

ご家族の憩いの場となるのはもちろん、ゲストも過ごす空間となるため、注文住宅の中でも特にこだわりたいリビング。せっかくオーダーメイドの一戸建てを作るならば、間取りに力を入れて、おしゃれなリビングにしてみませんか?

今回は、ハイセンスなリビングを備えた注文住宅間取りを、6つご紹介。各間取りのポイントも、あわせて解説いたします。おしゃれな一戸建てリビングを目指したい方も、間取りプランニングにお悩みの方も、ぜひご参考ください!

1.【基礎知識】注文住宅&リビングの平均的な広さとは?

 ■注文住宅の広さって、どのくらいが平均?

戸建住宅の延べ床面積 全国平均(2021)

戸建てタイプ

坪換算

平米換算

畳換算(目安)

注文住宅

37.2坪

123.8㎡

79.5畳

土地付き注文住宅

33.7坪

111.4㎡

72.0畳

建売住宅

30.8坪

101.8㎡

65.8畳

 

住宅金融支援機構が発行している「フラット35利用者調査(2021年度)」によると、注文住宅の延べ床面積(のべゆかめんせき)は、37.2坪が全国平均。平米(へいべい)換算の場合、およそ123.8㎡(へいほうメートル)となります。こちらに沿い、本記事では37坪以下の間取りをピックアップしております!

■リビングの広さって、どの程度が最適?

18畳から20畳のリビングの画像

注文住宅で設計されるリビングは、食事を摂るダイニング(D)と 料理をするキッチン(K)と合わせた、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)での設計がスタンダード。LDKの広さは、18畳~20畳が最適と言えるでしょう!

2.おしゃれなリビング間取り①吹き抜け

リビング吹抜けの間取り図

注文住宅で定番ともいえる、吹き抜けのあるリビング。こちらの間取りはリビング真上に吹き抜けを設け、開放感のある広々とした空間を演出しています。吹き抜け上部に窓を設置すると、日当たりもUP! 日中は照明いらずのリビングに♪

吹抜けリビング写真

紹介した間取りのように、リビング全体を吹き抜けにするも良し……。リビングの一部分のみ吹き抜けにし、2階の部屋数・部屋の広さを確保するのも良し……。一緒に暮らす人数やライフスタイルに沿って、吹き抜けをオーダーすると後悔なく済むでしょう!

吹抜けリビングのシーリングファンとエアコンの写真

なお、吹き抜けのあるリビングは縦に長くなるため、部屋の容積が増えます。そこで懸念されるのが、冷暖房効率です。年中快適なリビングを実現するためにも、シーリングファンを設置したり、エアコン選びにも気を配ると◎シーリングファンは冬場、温められた空気を撹拌(かくはん)し、底冷えの少ない吹き抜けリビングを叶えます。 エアコンは、リビングの畳数より1つ上の容量をチョイスすると、夏場も効率よくリビングを冷やせるでしょう。

3.おしゃれなリビング間取り②リビング階段

リビング階段の間取り図

吹き抜けと共に採用されるケースが多い、リビング階段階段用のスペースを省くことが出来るため、注文住宅でも近年人気となっています。こちらの間取りはテレビ裏にリビング階段を設け、家族間のコミュニケーションが取りやすいリビングを実現!

リビング階段の写真

階段の壁上部を飾り棚にして、おしゃれなリビング階段にしたり……。壁ではなく金属製のアイアン手摺(てすり)にして、開放感をさらに増やしたり……。リビング階段にアイデアをプラスするだけで、他には無いオンリーワンなリビングが叶いますよ♪

4.おしゃれなリビング間取り③中二階

リビングの中二階間取り図

1階部分よりは高く、2階部分よりは低めに作られる、中二階(ちゅうにかい)。こちらの注文住宅間取りは、吹き抜け・リビング階段に加え、中二階を設計しています。LDKの広さが16畳にも関わらず、中二階で縦の空間を活かし、上方向へ視界の広がりを持たせることが出来ました。

リビング中二階の写真

吹き抜けによって生まれる縦のスペースを有意義に活用しつつ、生活の場を広げられる中二階。リビング~吹き抜け~階段とセットでコーディネートすると、より洗練された中二階のあるリビングとなりますよ◎

5.おしゃれなリビング間取り④スキップフロア/ダウンフロア

リビングスキップフロアの間取り図

中二階と同じく段差を作ることで、ゆるやかに空間を分けるスキップフロア・ダウンフロア。こちらの注文住宅間取りの場合、LDKの広さは14畳ですが、スキップフロア・ダウンフロアを設けて奥行きを生み出しています。

リビング中二階の写真

一家団らんを楽しんだり……一緒の場所に居ながら それぞれが自由に過ごしたり……。ご家族ごとに、リビングでの寛ぎ方は様々。スキップフロア、あるいはダウンフロアで空間をあいまいに仕切って、誰もが居心地よいリビングを実現しました。

6.おしゃれなリビング間取り⑤ウッドデッキ

ウッドデッキのあるリビング間取り図

実際の広さ以上に奥行きを持たせたいならば、リビングのそばにウッドデッキを設けるのもオススメ! こちらの間取りは16畳のLDKですが、ウッドデッキを設計し、奥行き&視界の広がりを持たせています。

ウッドデッキのあるリビング写真

視覚効果に留まらず、ウッドデッキは第2のリビングとしても活用OK。ホットプレートによる焼肉やBBQ・たこ焼きパーティーを開催したり、ガーデンチェアを置いてリラックスの場にしたり……。注文住宅ならではの、おしゃれな空間を演出出来ますよ♪

7.おしゃれなリビング間取り⑥2階リビング

二階にリビングのある間取り図

ここまでの間取りは1階にリビング・2階に各個室でしたが、注文住宅の醍醐味である自由設計だと、2階にリビングといった間取りも可能です! 眺めや日当たりの良さはもちろん、交通量の多い道に面していてもプライバシーを保ちやすい……といった恩恵を、2階リビングでは受けることが出来ます。

二階リビングの写真

さらに広々としたバルコニーも設計すると、より開放感UP! 第2のリビング、お子さんの遊び場、リラックススペースなど、バルコニーの活用方法は自由自在。自慢したくなる、おしゃれリビングを実現出来るでしょう。

長時間過ごしたくなる、あるいは誰かを呼びたくなるおしゃれなリビング間取りをご紹介しました。インテリアや内装に加え、間取りひとつで、過ごしやすさ・与える印象は大きく変わります。こちらの記事が、注文住宅でのリビング設計に役立てば嬉しい限りです。

今回のまとめ 今回のまとめ

▼福岡・佐賀・熊本エリアに建築をご検討中の方限定!
※家づくりにおいて大切なのは「理想の間取りプラン」をかためること。

「自分たちの理想を形にしたらどんな家になるの?」
「なんとなくの希望はあるものの、具体的な間取りが想像できない」
という方は、プロの設計士が理想の間取りを提案してくれる新サービスを活用しましょう!

(※福岡・佐賀・熊本エリアに建築をご検討中の方限定)

 

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津田 洋平(一級建築士)
監修者

津田 洋平(一級建築士)

悠悠ホーム株式会社 建築プランナー

家は、お客様にとっては人生最大のお買い物。
建築プランナーの仕事はそんなマイホームに託すお客様の「夢」を図面化すること。
打合せの際には、建築士としてのプロの目と、住む人の目線に立って考えることを大切にしています。
満足いただけるよう一軒一軒が真剣勝負だと思って、ご提案とご説明を尽くすことを心掛けています。

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